美術館・博物館

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イラスト:ミュージアムのピクトグラム

ユニバーサル・ミュージアムという言葉を耳にしたことはありますか? 近年「じわじわ」と、ゆっくりながら確実な広がりを見せている取組みです。

多くのミュージアム-美術館や博物館では、資料の「保存」が大きな役割の一つなので、視覚を前提にした展示がほとんどで、目の見えない・見えにくい人が楽しむには難しいものがあります。一方で、公的な学びの場という役割もあり、「全て」の人が楽しめない、利用できないという展示の在り方を見直し始めた博物館・美術館が「じわじわ」と増えてきています。

五感をフルに活用して、「全て」の人が深い学びを得、世界を広げて行けると良いですね。

美術館

手で触れて、言葉のやり取りで、美術鑑賞やワークショップに参加できます。

エイブル・アート・ジャパン
エイブル・アート・ジャパン-視覚に障害のある人との言葉による美術鑑賞ハンドブック 「百聞は一見をしのぐ!?」

ギャラリーTOM
村山亜土・治江夫妻が、視覚障害者だった長男・錬の「ぼくたち盲人もロダンを見る権利がある」という言葉につき動かされ、1984年に「視覚障害者のための手で見るギャラリー」として開設した私設美術館 

愛知県美術館
視覚に障害のある方を対象とした鑑賞会 

京都国立近代美術館
感覚をひらく―新たな美術鑑賞プログラム 

六甲山の上美術館​さわるみゅーじあむ

博物館

視覚障がい者のための手でみる博物館
「百聞は一触にしかず」 視覚障がい者とその支援者、福祉や教育にたずさわる方などが対象の、完全予約制博物館

日本点字図書館 ふれる博物館

磐田市香りの博物館
全国的にも珍しい「香り」をテーマとする博物館。調香体験もできる。 

南山大学人類学博物館
「全ての人の好奇心のために」のコンセプトのもと、2013年にリニューアルオープン。一部を除く、ほぼ全ての展示物に触れて鑑賞できる。 

国立民族学博物館
「さわって学ぶ博物館見学はいかがでしょうか?」 事前申込制の視覚障害者むけ本館展示場案内サポートがあります