ステップ2 点字のしくみ

(G-10) 日常にある点字を見つけたところで次は点字のしくみを学習しよう。では、エレベーターパネルを見てみよう。

(G-10) 2つのボタンの横にあるのが点字。このように「う」と「え」が書かれているわけだ。

(マナブくん) なるほど

(G-10) では、次、行ってみよー! エレベーターパネルの別な場所に寄ってみると・・・。

(G-10) これは「し」と「め」。つまり「閉める」ということだね。このように6つの点の組み合わせで表すのが点字なんだ。

(マナブくん) 6つの点かぁ・・・!

(G-10) 点字は、左上から1、2、3、右上から4、5、6とタテ3点、ヨコ2点の6点の組み合わせで作られているんだ。その6点をまとめて「ひとマス」という単位で表すんだ。

(マナブくん) なるほどね~! ちょっと分かってきたぞ!

 

【まとめ】

・点字の単位は、「マス」といいます。

・ひとマスは、6つの点でできています。

・6つの点のいろいろな組み合わせで、点字はできています。

 

【考えよう!!】

点字のほかに、さわるなどしてわかる「しるし」がついているものに、どんなものがありましたか。シャンプー(リンスとの区別)、電話の文字ばんの「5」、牛乳パックのくぼみなどもありますね。このような「しるし」は、見えない人・見えにくい人だけでなく、私たちみんなに便利ですね。