ステップ19 アルファベット

(G-10) さてさて、ここではアルファベットのあらわし方をおぼえていこう。

(マナブくん) オッケー

(G-10) 数字の時と同じように、「これからアルファベットですよ!」っていうしるしをつけるんだ。これを外字符というんだよ。

(マナブくん) あっ、この点って、読点のあらわし方と同じだね。

(G-10) よーく、おぼえてたね! まずは、小文字のaからjまで見てみよう。このように、⑤と⑥の点を前につけて、あらわしていくんだ。そして、この外字符をとってみると・・・。

(マナブくん) 「ア・イ・ウ・ル・ラ・エ・レ・リ・オ・ロ」 あれ? これって数字の時と順番が同じだね。

(G-10) そう、アルファベットの場合は、前に外字符がついて、数字の場合は数符がつくというルールなんだよ。じゃあ、この続きは一覧表でおぼえていこう! 画面のボタンをクリックすると出てくるからね。

さて、アルファベットには大文字もあるよね。こんどはその大文字のルールをおぼえよう!

(マナブくん) 大文字ね!

(G-10) 外字符と「ア・イ・ウ・ル・・・」などアルファベットをあらわす文字の間に⑥の点をはさむと大文字になる。この⑥の点を「大文字符」というんだ。例を見てみよう! Abcde ABCDE この二つの大文字を使ったことばを点字であらわすと・・・

(マナブくん) あれ? 最初の文字は大文字符が一つだけど、あとの文字は大文字符が二つ並んではさまっているね。

(G-10) そう、よく気がついたね。あとのように二つ以上のアルファベットが全部大文字の場合は、大文字符を二つはさむのがルールなんだよ。これを二重大文字符と言うんだ。

(マナブくん) こうやって並べるとわかりやすいね!

 

【まとめ】
・アルファベットは、前に外字符(⑤⑥の点)をつけて表します。
・大文字には大文字符(⑥の点)をつけて表します。
・全部大文字のときには、二重大文字符(⑥の点二つ)をつけて表します。
【考えよう!!】
白い杖は、歩くときにとても大切な役目をしています。ガイドをしたり、声をかけたりするときにも、杖をつかんだりひっぱったりしないようにしましょう。また、自転車に乗ったときも、白い杖の人のそばを通るときには、気をつけましょう。