ステップ15 文を読んでみよう④

(G-10) さあ、ここでは「読点」と「句点」を覚えていこう。

(マナブくん) 文章の途中で出てくる、テンとマルでしょう。

(G-10) そのとーり! 例えば「きのうは、早く ねました。 今日は、あさから つりです。」 点字だとこう。「きのーわ てん はやく ねました まる きょーわ てん あさから つりです まる」

(マナブくん) なるほどー。てんはコレで、まるはコレなんだね。

(G-10) そう! てん、つまり読点は⑤と⑥の点であらわす。そして、まる、つまり句点は②と⑤と⑥の点で表すんだ。

(マナブくん) 読点と句点が入ることで、点字が読みやすくなるんだね!

(G-10) そして、段落の始まりは、二マス下げる。読点の後ろは一マスあける。句点の後ろに文が続くときは二マスあける。この3つのルールもしっかりおぼえておこう!

(マナブくん) あー、だからココとココがそれぞれあいているんだね。

【まとめ】
・点字の読点は、⑤⑥の点です。読点のうしろは一マスあけます。
・点字の句点は、②⑤⑥の点です。句点のうしろに文がつづくときは、句点のうしろを二マスあけます。
・文の書き始めは二マス下げて書いてあります。

【考えよう!!】
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