ステップ10 二マス使って表す文字① にごる音など

(画像:絵日記) ○月×日 はれのちくもり きょうはお母さんとひるから買物に行きました。

(効果音:スーパーの店内のザワつき)

(お母さん) そうそう、点字の勉強どうなってる?

(マナブくん) もうバッチリさ~

(お母さん) じゃあ、これは何て書いてあるの? お母さんに教えて

(マナブくん) 見せて~。(ジャムのビンをながめながら)えーと・・・。

(お母さん) どうしたの?

(効果音:ジャーン)G-10の登場

(お母さん、マナブくん) ワァ~~!

(G-10) マナブくん、困っているようだね。

(マナブくん) G-10、いいところへ来てくれた。50音全部おぼえたはずなのに、知らない点字があるんだよ。

(G-10) 実は、50音をおぼえただけじゃ点字をマスターしたことにはならないんだ! まだまだおぼえる点字はたーくさんあるんだよ!

(マナブくん) へぇ~、おもしろそ~!

(G-10) 点字には二マス使ってあらわすものがある。まず、そのひとつめ、にごる音から覚えていこう!

(マナブくん) オーケー!

(G-10) 例をあげてみていこう!まず、「が」の場合は、「てんてん」を表す⑤の点が先にきて、後ろに「か」をくわえるんだ。同じようにみていくと、「ガ行」はこうなるんだ。

(マナブくん) なるほど~

(G-10) さらに同じように「ザ行」は「てんてん」を表す⑤の点が先にきて、後ろに「サ行」。「ダ行」はこう。「バ行」はこう。さらにさらに「パ行」は「まる」を表す⑥の点の後ろに「ハ行」を加えればいいんだよ。

(マナブくん) なあんだ! カーンタンだね!

 

【まとめ】
・にごる音は、二マス使って表します。
・「てんてん」や「まる」を先に書きます。
・「てんてん」は、⑤の点で表します。
・「まる」は、⑥の点で表します。
【考えよう!!】
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